値下がり優勢、戻り売りが優勢

 
東証グロース市場は日経平均株価の上昇を受けて堅調に始まったものの買いの勢いは続かず、次第に戻り売りに押された。200日移動平均(764近辺)に上値を抑えられ、小幅に下げて終わった。
東証マザーズ指数は小幅に4営業日続落、東証マザーズ指数の終値は前週末比0.52ポイント(0.07%)安い758.09だった。グロースCoreも反落。
朝方は「前週末に米長期金利が上昇したものの、グロース上場銘柄はしっかりしている」と投資家心理の改善を指摘する声も聞かれたが、前場の半ばからは戻り売りが優勢となり、マザーズ指数は上げ幅を縮小した。後場は方向感に乏しく、同指数は前営業日終値を挟んで一進一退となった。
 
東証グロース市場ではアイスペース、弁護士COM、GMO-FGが上昇した。ビジョナル、JTOWER、エヌピーシーは下落した。
値上がり銘柄数217、値下がり銘柄数289と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、JMC、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。Welby、BBDイニシアティブ、松屋アールアンドディ、メイホーホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ベースフード、トラストホールディングス、リネットジャパングループ、アプリックスなど17銘柄は年初来高値を更新。海帆、Globee、Laboro.AI、GMO TECH、ABEJAが買われた。
 
一方、ステムリム、インバウンドプラットフォーム、アドベンチャー、ブリーチが年初来安値を更新。アクアライン、エヌ・ピー・シー、地域新聞社、jig.jp、ポートが売られた。
 

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