東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は軟調。
東証マザーズ指数の終値は前日比8.86ポイント(1.23%)安い711.17だった。前日の米株式市場で米長期金利の上昇を背景にハイテク銘柄が売られた流れを受け、東京株式市場でもグロース(成長)株に売りが波及した。
マザーズ指数は下げ渋る場面もあった。今月に入り下落基調となっていることから、下値では自律反発などを狙った買いが入った。
東証グロース市場の売買代金(概算)は1609億円だった。マイクロ波や主力のフリーの下げが目立った。一方、直近の新規株式公開(IPO)銘柄であるエレメンツやサンクゼールは買われた。値上がり銘柄数122、値下がり銘柄数379と、値下がりが優勢だった。
個別では、ホープがストップ高。ZUUは一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、クリアル、tripla、ELEMENTS、INTLOOPなど6銘柄は年初来高値を更新。サスメド、T.S.I、フーディソン、ブロードマインド、ミンカブ・ジ・インフォノイドがり買われた。
一方、エムビーエス、フィット、地域新聞社、ASJ、ユナイテッドなど89銘柄が年初来安値を更新。フリークアウト・ホールディングス、BTM、レナサイエンス、マーキュリーリアルテックイノベーター、ティムスが売られた。
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