値下がり優勢、幅広い銘柄に戻り待ちの売り

 
東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数は反落。東証マザーズ指数の終値は前日比2.14ポイント(0.33%)安い645.11だった。
寄り付き直後は前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを受け、新興銘柄にも買いが先行した。その後は幅広い銘柄に戻り待ちの売りが出たことで、指数全体が押し下げられた。
フリーやJTOWER、データHRが下げた。一方、フロンテオやメディネットは上げた。
市場では「米国でのインフレ懸念は拭えず、米金利は高止まりしている。高PER(株価収益率)銘柄に買いを入れにくい局面が続いている印象だ」との声も聞かれた。
値上がり銘柄数180、値下がり銘柄数264と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、クラスターテクノロジー、エクストリームがストップ高。メディネット、アイリッジ、シェアリングテクノロジー、日本情報クリエイト、くふうカンパニーなど15銘柄は年初来高値を更新。スポーツフィールド、TORICO、スリー・ディー・マトリックス、アドバンスト・メディア、FRONTEOが買われた。
 
一方、ベガコーポレーション、クリーマ、Sun Asterisk、プレイド、ココペリなど19銘柄が年初来安値を更新。データホライゾン、ステラファーマ、ヘリオス、サークレイス、CaSyが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次