値下がり優勢、幅広い銘柄に売り

 
東証グロース市場は、時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落スタート後、じりじりと下げ幅を広げる展開となった。東証マザーズ指数はともに大幅安。東証マザーズ指数の終値は前日比24.87ポイント(3.07%)安い785.87だった。日経平均株価が大幅安となるなか、新興市場でも幅広い銘柄に売りが出た。足元で米長期金利が上昇していることもグロース(成長)株の多い新興銘柄の重荷となった。バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株を手掛けにくい地合いとなった。
 
東証グロース市場ではビジョナルやM&A総研が下落した。一方、TKPやシーユーシーは上昇した。
値上がり銘柄数83、値下がり銘柄数443と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、スペースマーケット、免疫生物研究所がストップ高。ソーシャルワイヤーは一時ストップ高と値を飛ばした。ニッソウ、ツクルバ、ジェイグループホールディングス、ゼネラル・オイスター、バルニバービなど16銘柄は年初来高値を更新。クオリプス、フィードフォースグループ、タカヨシ、i-plug、フレクトが買われた。
 
 一方、海帆、ファンデリーがストップ安。AeroEdgeは一時ストップ安と急落した。アミタホールディングス、ココナラ、CINC、コマースOneホールディングス、キャンバスなど22銘柄は年初来安値を更新。Arent、ヘッドウォータース、ユニフォームネクスト、クリアル、プロディライトが売られた。
 

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