東証グロース市場は、戻り待ちや利益確定の売りが優勢の展開となった。
東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の終値は前日比8.28ポイント(1.11%)安い739.00だった。東証プライム市場に上場する銘柄が堅調で、個人投資家のグロース銘柄への関心が薄れているとの指摘が市場で出ていた。幅広い銘柄が売りに押された。
市場関係者は「堅調な東証プライム市場の大型株についていけていない」と指摘。「本来、米国で利上げ停止の観測が出て物色の目が向いても良さそうではあるが、これだけプライムの主力株が強いと厳しいようだ」と話していた。
東証グロース市場では、ウネリーが大幅に下落した。バンクオブイやドリコムも売られた。一方、プログリットは上場来高値まで買われた。
値上がり銘柄数159、値下がり銘柄数339と、値下がりが優勢だった。
個別では、アララ、ROBOT PAYMENTが一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、海帆、BRUNO、アンビション DX ホールディングス、ディジタルメディアプロフェッショナルなど19銘柄は年初来高値を更新。Waqoo、プログリット、Photosynth、トレンダーズ、フォースタートアップスが買われた。
一方、ケアネット、アマナ、サンワカンパニー、霞ヶ関キャピタル、イルグルムなど45銘柄が年初来安値を更新。リビングプラットフォーム、うるる、unerry、Welby、コアコンセプト・テクノロジーが売られた。
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