東証グロース市場は東証マザーズ指数が小幅続落、グロースCoreが小反落。「IPO株など一部の銘柄は個別物色が盛んだった」が、全体では小口売りに押されて値下がりする銘柄が多かった。
東証マザーズ指数の終値は前日比2.82ポイント(0.35%)安い794.93だった。前日に引き続き利益確定目的の売りが優勢だった。日経平均株価が大引けにかけて軟調な展開となったのも重荷となった。朝方は前日の米ハイテク株高を背景に上げる場面もあったが、買いは続かなかった。
東証グロース市場では、インフォネやサンバイオ、GAテクノが下落した。一方、モイやABEJA、カバーは上昇した。
値上がり銘柄数176、値下がり銘柄数328と、値下がりが優勢だった。
個別ではモイ、ABEJA、ダブルエーがストップ高。アシロは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイフロンティア、ジェイグループホールディングス、ベガコーポレーション、FFRIセキュリティ、アドバンスト・メディアなど27銘柄は年初来高値を更新。東京通信グループ、VALUENEX、カバー、AB&Company、BlueMemeが買われた。
一方、ジェイック、INTLOOPが一時ストップ安と急落した。アスカネット、ビリングシステム、バリューゴルフ、サインド、ライトワークスなど14銘柄は年初来安値を更新。プレミアアンチエイジング、サンバイオ、Mマート、POPER、セルソースが売られた。
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