値下がり優勢、学びエイド、イメージ情報がS高

 
東証グロース市場は外国為替市場での円安基調などを背景に東証プライム市場の主力株に買いが入るなか、新興株市場は利益確定売りが優勢だった。中小型株は内需株が多いため、市場では「円安進行の恩恵は少ない」との見方もあった。日米の長期金利が上昇するなかで、PER(株価収益率)の高いグロース(成長)銘柄の割高さも意識されやすかった。
グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数も反落した。前引けは前日比7.92ポイント(1.22%)安の639.32だった。
グロース市場ではタイミーやアスア、コーディアが下落した。一方、プログリットやカオナビ、ATAOが上昇した。
値上がり銘柄数157、値下がり銘柄数373と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、学びエイド、イメージ情報開発、インターファクトリーがストップ高。アプリックス、コラボス、グローバルウェイ、カオナビ、スローガンなど7銘柄は年初来高値を更新。プログリット、アクアライン、スタジオアタオ、アクセルマーク、Atlas Technologiesが買われた。
 
 一方、グリーンモンスター、キッズスター、ゼネラル・オイスター、笑美面が年初来安値を更新。アスア、Chordia Therapeutics、イタミアート、フィーチャ、フルッタフルッタが売られた。
 

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