東証スタンダード市場でスタンダードTOP20は下落。値上がり銘柄数258、値下がり銘柄数920と、値下がりが優勢だった。出来高は1億1918万株。
相場のリバウンドが一服し、手掛かり材料難だったなか、これまで買い手の中心だった短期筋が、目の前に現れた格好の売り材料に対して素直に売りで反応した。今晩の米国市場で発表されるFOMC議事録(3月15-16日開催分)の内容に対しての警戒感は一段と高まったといえ、内容を見極めたいとの思惑から押し目買いは入りにくいだろう。
個別では、カネコ種苗、工藤建設、B-R サーティワンアイスクリーム、イーサポートリンク、ピクセルカンパニーズなど36銘柄が年初来高値を更新。エム・エイチ・グループ、エヌリンクス、シンクレイヤ、バイク王&カンパニー、高見沢サイバネティックスが買われた。
一方、フジ日本精糖、ブルボン、ゲンダイエージェンシー、シノブフーズ、片倉工業など22銘柄が年初来安値を更新。放電精密加工研究所、アドテック プラズマ テクノロジー、瑞光、OKK、乾汽船が売られた。
