値下がり優勢、売り買いが交錯

 
東証グロース市場はマザーズ指数やグロース市場の時価総額上位銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇スタート後、マイナス圏に転落。その後買い戻しが広がったものの、積極的に買い進む動きは乏しく売り買いが交錯する展開となっている。
東証マザーズ指数は小幅に反発した。前引けは前週末比0.35ポイント(0.05%)高い758.96だった。
前週末に発表された米雇用関連指標が総じて労働市場の逼迫緩和を示唆する内容だったことは国内の投資家心理にポジティブに働いている。ただ、米長期金利が再度上昇しており、新興株にとっては重しとなっている可能性があるだろう。
東証グロース市場では、アイスペース、弁護士COM、フリーが上昇。ジーエヌアイ、ビジョナル、エヌピーシーは下落した。
値上がり銘柄数227、値下がり銘柄数278と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではJMCがストップ高。BBDイニシアティブは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ベースフード、トラストホールディングス、リネットジャパングループ、アプリックスなど15銘柄は年初来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、セレンディップ・ホールディングス、クラダシ、GMO TECH、ispaceが買われた。
 
一方、ステムリム、インバウンドプラットフォーム、ブリーチが年初来安値を更新。アクアライン、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、エヌ・ピー・シー、アララ、AnyMind Groupが売られた。
 

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