値下がり優勢、売りが優勢

 
東証グロース市場は、グロースCoreは反落、東証マザーズ指数は続落。東証マザーズ指数の終値は前日比4.96ポイント(0.68%)安の727.75だった。米長期金利の上昇を受けて前日の米株式相場が軟調に推移した流れを引き継ぎ、国内の新興銘柄にも売りが優勢だった。
 
東証グロース市場ではEDP、バイセル、JTOWERが下落した。アドベンチャやTKPなどリオープン(経済再開)関連の一角も下げた。一方、エニーカラーやフリーは上昇した。新作ゲームへの期待からバンクオブイは連日で制限値幅の上限(ストップ高)まで上昇して終えた。
 
きょうグロース市場に新規上場したビジコーチは公開価格(2070円)の約2倍の4155円で初値を付けた。その後は売りが優勢となり、終値は初値比700円(16.8%)安の3455円だった。
値上がり銘柄数162、値下がり銘柄数297と、値下がりが優勢だった。
個別ではビリングシステム、バンク・オブ・イノベーション、ピー・ビーシステムズ、ログリーがストップ高。アルファクス・フード・システム、コラボスは一時ストップ高と値を飛ばした。フィーチャ、ラクオリア創薬、日本スキー場開発、クックビズ、ハウテレビジョンなど8銘柄は年初来高値を更新。キューブ、SBIリーシングサービス、アイドマ・ホールディングス、WASHハウス、Kudanが買われた。
 
 一方、ビジネスコーチがストップ安。シイエヌエス、アンジェス、トリプルアイズ、グッピーズ、SBIリーシングサービスなど6銘柄は年初来安値を更新。グローム・ホールディングス、フェニックスバイオ、BeeX、EduLab、ココナラが売られた。
 

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