値下がり優勢、売りがやや優勢

 
東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数はともに小幅安。東証マザーズ指数は4営業日ぶりに小幅反落した。終値は前日比1.89ポイント(0.26%)安の712.78だった。前日までの上昇の反動で戻り待ちの売りがやや優勢だった。
前日はプライム市場の動きが鈍る中、小型の高バリュエーション株に買いが向かってマザーズ指数などが大きく上昇したため、22日は利食いが優勢だった。しかし、米金利が低下するなど「外部環境は引き続き良好だった」とされ、下がった銘柄には押し目買いも入って指数の下げ幅は限られた。
BASE、フロンテオ、ウェルスナビが下落した。一方、ビジョナル、ケアネットが上昇した。
値上がり銘柄数203、値下がり銘柄数251と、値下がりが優勢だった。
 
市場では「米長期金利の上昇に対する警戒の織り込みが進んだことで、足元では相場の先安観は後退しているようだ」という見方もあった。
 
個別では、ブランジスタ、スポーツフィールドが一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、サンワカンパニー、アドバンスト・メディア、コアコンセプト・テクノロジー、アクリートなど12銘柄は年初来高値を更新。免疫生物研究所、坪田ラボ、EduLab、ヘリオス、ボードルアが買われた。
 
一方、海帆、スタメンが年初来安値を更新。Delta-Fly Pharma、ウェッジホールディングス、イーエムネットジャパン、イード、フィードフォースグループが売られた。
 

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