値下がり優勢、国内長期金利の上昇が重荷

 
東証グロース市場は日銀の追加利上げ観測を背景にした国内長期金利の上昇が重荷となった。日経平均株価が下げ足を速めたのに歩調を合わせて新興市場でも売りが増えた。グロース250とグロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数の前引けは前週末比11.92ポイント(1.60%)安の734.53だった。
グロース市場ではウェルスナビ、フリーが下落した。一方、QPS研究所、トライトが上昇した。
値上がり銘柄数129、値下がり銘柄数396と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではTORICOがストップ高。総医研ホールディングス、キャリアは一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、ファンデリー、BRUNO、トラストホールディングス、バルニバービなど14銘柄は年初来高値を更新。ブルーイノベーション、アイ・パートナーズフィナンシャル、Photosynth、スリー・ディー・マトリックス、JIG-SAWが買われた。
 
一方、ENECHANGEがストップ安。Lib Work、アドバンスト・メディア、カオナビ、ドリーム・アーツ、ペルセウスプロテオミクスなど9銘柄は年初来安値を更新。グッドスピード、ヘッドウォータース、プレイド、関通、モンスターラボホールディングスが売られた。
 

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