値下がり優勢、国内のグロース銘柄に売り

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数は続落。グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の前引けは前週末比9.21ポイント(1.23%)安い739.63だった。一時は739.02と取引時間中として1カ月半ぶりの安値となった。24日の米株式相場の下落を受け、国内のグロース銘柄に売りが及んだ。
マイクロ波が下落した。公募増資などを発表したタスキも大幅安となった。一方、東京通信や日本電解は上昇した。
値上がり銘柄数189、値下がり銘柄数287と、値下がりが優勢だった。
 
市場では「国内外ともに物価が高止まりする状況が続けば、金利がさらに上昇しやすくなり、PER(株価収益率)が高い銘柄が多いグロース銘柄には逆風」との声が聞かれた。
 
個別ではヘッドウォータース、サイエンスアーツがストップ高。Unipos、イメージ・マジック、GRCSは一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、アドバンスト・メディア、FHTホールディングス、スタメン、東京通信など6銘柄は昨年来高値を更新。Delta-Fly Pharma、日本電解、BTM、モイ、エッジテクノロジーが買われた。
 
 一方、FRONTEO、ヤプリ、エクサウィザーズ、セカンドサイトアナリティカ、サークレイスなど13銘柄が昨年来安値を更新。キャンバス、タスキ、シャノン、SERIOホールディングス、プログリットが売られた。
 

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