値下がり優勢、割高感を意識した売り

 
東証グロース市場は日経平均株価が下落するなか、新興株市場でもリスク回避目的の売りが優勢だった。同日の国内債券市場で長期金利が13年8カ月ぶりの水準に上昇(債券価格は下落)し、PER(株価収益率)の高いグロース(成長)株の多い新興株市場では相対的な割高感を意識した売りも出やすかった。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比0.44ポイント(0.07%)安の643.23だった。グロース250は反落。
 
グロース市場ではフリーやタイミー、アストロHDが下落した一方、トライアルやGENDA、ジーエヌアイが上昇した。
値上がり銘柄数213、値下がり銘柄数349と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではChordia Therapeutics、キューブがストップ高。BTM、東京通信グループは一時ストップ高と値を飛ばした。Heartseed、Schoo、ククレブ・アドバイザーズ、dely、デジタルプラスなど10銘柄は昨年来高値を更新。INCLUSIVE、モビルス、グローム・ホールディングス、エルテス、クリングルファーマが買われた。
 
 一方、Sapeetが一時ストップ安と急落した。フォルシア、JIG-SAW、HANATOUR JAPAN、ベルトラは昨年来安値を更新。visumo、HPCシステムズ、BlueMeme、リボミック、アクセルマークが売られた。
 
 
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次