東証グロース市場は、前日に米長期金利が低下し、朝方は高PER(株価収益率)銘柄が多い新興株は買いが先行した。一時は1カ月ぶりの高水準まで上昇した。日経平均株価が上げ幅を縮めるにつれて新興株も利益確定売りが優勢となり、下げに転じた。グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数の前引けは前日比1.21ポイント(0.17%)安い691.79だった。
東証グロース市場ではサンウェルズやデルタフライが売られた。一方、今期の赤字幅縮小を発表したBASEは買われた。
値上がり銘柄数178、値下がり銘柄数334と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したDサイクルは公開価格(1610円)を11.80%上回る1800円の初値を付けた。前場の終値は1771円だった。
個別では、タスキ、スマレジ、HENNGEが年初来高値を更新。カルナバイオサイエンス、日本電解、フォースタートアップス、BASE、スパイダープラスが買われた。
一方、ユナイテッド&コレクティブ、アルー、オンデックが年初来安値を更新。サンクゼール、ユニフォームネクスト、AIAIグループ、ミクリード、アクアラインが売られた。
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