東証グロース市場は前日に2%超の大幅高となった反動で利益確定売りが出た上、米国株高や為替の円安基調などを背景に大型株に資金が向かった影響を受けた。
グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数は小幅安。東証マザーズ指数の前引けは前日比1.38ポイント(0.18%)安い763.41だった。
東証グロース市場では、ビジョナルやJTOWER、弁護士COMが下落した一方、カバーやジーエヌアイ、シーユーシーが上昇した。
値上がり銘柄数225、値下がり銘柄数284と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したインバPFは公開価格(1850円)を701円(38%)上回る2551円で初値を付けた。前場の終値は2669円だった。
個別ではイメージ情報開発、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。エコモット、アジャイルメディア・ネットワーク、アディッシュは一時ストップ高と値を飛ばした。アララ、rakumo、ブロードエンタープライズ、イトクロ、アクアラインなど9銘柄は年初来高値を更新。Waqoo、クラダシ、フォースタートアップス、タカヨシ、アプリックスが買われた。
一方、アドベンチャーが年初来安値を更新。コアコンセプト・テクノロジー、ALiNKインターネット、ライフネット生命保険、リファインバースグループ、ユナイテッド&コレクティブが売られた。
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