値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数は反落。グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比6.81ポイント(0.84%)安い799.41だった。朝方は高く推移する場面もあったが、次第に個人投資家の利益確定売りに押された。
東証グロース市場では、AIinsやスマレジが下落した。一方、ビジョナルやインフォネは上昇した。値上がり銘柄数142、値下がり銘柄数352と、値下がりが優勢だった。
 
市場では「新規株式公開(IPO)がこれから月後半にかけて相次ぐため、既存のグロース市場銘柄から資金が流出しやすくなる」との声も聞かれた。
 
13日にグロース市場に上場したABEJAは上場2日目となる14日午前に公開価格(1550円)の3.2倍にあたる4980円で初値を付けた。前場終値は初値比150円(3.0%高)の5130円だった。
 
14日に同市場に上場したグロービーは買い注文が膨らみ、午前は売買が成立しなかった。前引け時点の気配値は公開価格(1150円)を812円(70.6%)上回る1962円だった。
 
個別では、インフォネットがストップ高。レナサイエンス、ABEJA、NATTY SWANKYホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。イオレ、ジェイグループホールディングス、GA technologies、オークファン、FFRIセキュリティなど24銘柄は年初来高値を更新。モダリス、BTM、ストリームメディアコーポレーション、ファンペップ、東京通信グループが買われた。
 
一方、Ridge-iが一時ストップ安と急落した。アスカネット、coly、サインド、CINC、ステラファーマなど8銘柄は年初来安値を更新。スマレジ、サーキュレーション、ティムス、SERIOホールディングス、AI insideが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次