東証スタンダード市場は、前日の米国市場が休場で、手掛かり材料難となった。利益確定売りが先行したが、下値では買い遅れた投資家による押し目買いも入り、方向感に乏しかった。スタンダードTOP20は弱含み。出来高2億9143万株。
値上がり銘柄数565、値下がり銘柄数700と、値下がりが優勢だった。
個別では、環境管理センターがストップ高。フュートレック、キタックは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、KHC、藤田エンジニアリング、マサル、第一建設工業など117銘柄は年初来高値を更新。八千代工業、多摩川ホールディングス、ディーエムソリューションズ、ベクターホールディングス、SIGグループが買われた。
一方、ニチリョクが一時ストップ安と急落した。片倉工業、ディーブイエックス、オーベクス、エムケイシステム、ファブリカコミュニケーションズなど8銘柄は年初来安値を更新。大谷工業、エリッツホールディングス、ケイティケイ、ヘリオス テクノ ホールディング、放電精密加工研究所が売られた。
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