東証グロース市場は利益確定売りに押される軟調な展開となり、東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の終値は前日比8.79ポイント(1.16%)安い747.70だった。決算発表銘柄を中心に利益確定売りが出て指数を押し下げた。
「決算や自社株買いで大型株がにぎわっており、新興市場銘柄には目が向きにくかった」とされる。小型株市場でも決算などに反応した動きは見られたが、それ以外の銘柄は利食いや手じまいの売りに押され気味で、マザーズ指数は終日マイナス圏で推移した。
東証グロース市場ではビジョナルやGMO-FGが下落した。一方、フリーやM&A総研は上昇した。
値上がり銘柄数149、値下がり銘柄数351と、値下がりが優勢だった。
個別ではフレクト、BTM、Arent、みらいワークスがストップ高。ファンデリー、アプリックスは一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アンビション DX ホールディングス、LeTech、モルフォ、データセクションなど14銘柄は年初来高値を更新。ブティックス、カイオム・バイオサイエンス、プレイド、マイクロ波化学、レナサイエンスが買われた。
一方、海帆がストップ安。アミタホールディングスは一時ストップ安と急落した。アマナ、サンワカンパニー、ジェネレーションパス、ディジタルメディアプロフェッショナル、ドリコムなど30銘柄は年初来安値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、ファインズ、ホープ、ジーニー、ジェノバが売られた。
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