東証グロース市場は個人投資家が一部で利益確定売りに動いているようだ。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比6.11ポイント(0.82%)安い742.57だった。前日に米長期金利が一時、昨年11月以来の高水準を付けたことを背景に国内の新興市場で相対的にPER(株価収益率)の高い主力株の一角に売りが出た。
そーせいやエニーカラーが下落した。一方、ビジョナルやM&A総研は上昇した。
値上がり銘柄数175、値下がり銘柄数293と、値下がりが優勢だった。
個別では、ヘッドウォータースがストップ高。TORICOは一時ストップ高と値を飛ばした。アドバンスト・メディア、FHTホールディングス、ワンキャリア、Mマート、unerryなど9銘柄は昨年来高値を更新。ワンダープラネット、エヌ・ピー・シー、メタリアル、ROBOT PAYMENT、ラキールが買われた。
一方、ヤプリ、フレクト、弁護士ドットコム、スリー・ディー・マトリックス、リニューアブル・ジャパンなど7銘柄が昨年来安値を更新。マイクロアド、キャンバス、ナノキャリア、ログリー、イメージ・マジックが売られた。
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