値下がり優勢、利益確定売り

東証グロース市場は朝方は高く始まったものの、外国為替市場で円相場が前日夕に比べ対ドルで下落していることが、これまで上昇基調にあった内需系の銘柄などへの利益確定売りを促し、指数は下げに転じた。

市場では「新興株の先高観は崩れていないが、25日移動平均線より上振れて推移していた銘柄が目立ち、利益確定を目的とした売りが出たようだ」との声が聞かれた。

東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.34ポイント(0.33%)安の711.55だった。

グロース市場ではサンバイオやトヨコーが下落した。一方、QPS研究所やカバーは上昇した。

値上がり銘柄数236、値下がり銘柄数340と、値下がりが優勢だった。

個別では、ジーエヌアイグループがストップ高。Veritas In Silico、いつもは一時ストップ高と値を飛ばした。ジンジブ、TENTIAL、ZenmuTech、デジタルグリッド、リネットジャパングループなど22銘柄は年初来高値を更新。イード、HENNGE、ステラファーマ、ワンダープラネット、オキサイドが買われた。

 一方、トヨコーが一時ストップ安と急落した。オルツ、Schoo、Arentpは年初来安値を更新。フィスコ、Unipos、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、グローバルウェイ、イオレが売られた。

 

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