東証グロース市場は朝方に上昇する場面があったが、前日まで2日続伸していたこともあり、利益確定売りに押された。市場関係者は「カバーなど売買代金上位の3銘柄が上げており、新興市場の基調は悪くなっていない」と指摘した。
グロースCoreとグロース250はともに反落。
東証グロース市場250指数は小幅に反落した。前引けは前日比1.55ポイント(0.24%)安の654.44だった。
グロース市場ではレナやハートシードは下落した。一方、カバーやABEJAが上昇した。
値上がり銘柄数193、値下がり銘柄数356と、値下がりが優勢だった。
個別ではSynspective、ABEJAが一時ストップ高と値を飛ばした。Schoo、Terra Drone、ユカリア、令和アカウンティング・ホールディングス、THECOOなど10銘柄は昨年来高値を更新。売れるネット広告社グループ、ブレインズテクノロジー、リファインバースグループ、QPS研究所、Liberawareが買われた。
一方、レナサイエンスがストップ安。モンスターラボホールディングスは昨年来安値を更新。ストレージ王、シーユーシー、さくらさくプラス、総医研ホールディングス、データセクションが売られた。
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