値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は外国為替市場での円安進行などを背景に東証プライム市場に上場する主力株に物色の矛先が向かうなか、新興株には利益確定売りが優勢だった。前週末の米ハイテク株安も重荷で、小安い水準で推移する場面が多かった。
グロースCore、グロース250はともに軟調。
東証グロース市場250指数の終値は前週末比3.55ポイント(0.50%)安の710.57だった。
グロース市場ではフリーやジーエヌアイ、弁護士COMが下落した一方、QPS研究所やウェルスナビ、アイスペースが上昇した。
値上がり銘柄数242、値下がり銘柄数280と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、サスメド、ELEMENTS、QPS研究所、アルーがストップ高。ブレインズテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、ニッソウ、博展、ジェイグループホールディングス、モルフォなど13銘柄は昨年来高値を更新。アマガサ、CS-C、ビープラッツ、ディジタルメディアプロフェッショナル、メイホーホールディングスが買われた。
 
一方、ヘリオスが昨年来安値を更新。サイジニア、クオリプス、サークレイス、ABEJA、ティムスが売られた。
 
 

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