値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は主力銘柄の一角に買いが入って指数を支える展開となり、東証グロース市場250指数は続伸した。グロースCoreは上伸。東証グロース市場250指数の終値は前日比2.65ポイント(0.37%)高の725.70だった。2023年9月以来の高値となる。
ただ、利益確定売りに上値を抑えられる銘柄が多く、グロース市場全体では値下がり数が値上がりを大きく上回った。
「ボラティリティーを求める個人による売買が見られ、商いも伸びた」という。ただ、売買代金上位も騰落入り乱れる状態で、グロース250指数は方向感が定まらなかった
グロース市場ではジーエヌアイやQPS研究所が上昇した。一方、フリーやインテグラルは下落した。
値上がり銘柄数146、値下がり銘柄数401と、値下がりが優勢だった。
 
 個別では、ジーエヌアイグループ、ディジタルメディアプロフェッショナル、sMedio、ペルセウスプロテオミクス、AnyMind Groupなど13銘柄がストップ高。ピクスタ、Finatextホールディングス、インターネットインフィニティー、メンタルヘルステクノロジーズ、アイビスなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。博展、海帆、FFRIセキュリティ、ROBOT PAYMENT、ユナイトアンドグロウなど21銘柄は昨年来高値を更新。ispace、ヌーラボ、サイバー・バズ、エフ・コード、QPS研究所が買われた。
 
 一方、イオレ、スタメン、ビートレンド、網屋、ビープラッツなど19銘柄がストップ安。トランザクション・メディア・ネットワークス、インバウンドプラットフォーム、MRT、キューブ、ハルメクホールディングスは一時ストップ安と急落した。ソフトフロントホールディングス、トランスジェニック、ASJ、総医研ホールディングス、ウェッジホールディングスなど89銘柄は昨年来安値を更新。リビングプラットフォーム、モンスターラボホールディングス、プロジェクトホールディングス、イメージ・マジック、くふうカンパニーが売られた。
 

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