東証グロース市場は、東証マザーズ指数は小幅高。グロースCoreは小幅安。東証マザーズ指数の前引けは前日比0.10ポイント(0.01%)高の810.75だった。直近の新規株式公開(IPO)銘柄の上昇が目立ったほかか、既存の主力銘柄の一角にも資金が流入した。半面、月末とあって利益確定や持ち高調整の売りも出やすく、マザーズ指数は下げる場面もあった。
グロース市場ではQDレーザ、弁護士COMが上昇した。一方、カバー、アイスペースが下落した。値上がり銘柄数229、値下がり銘柄数263と、値下がりが優勢だった。
30日に東証グロース市場に新規上場したクラダシは、10時35分に公開価格(520円)を280円(53.8%)上回る800円で初値を付けた。前引け時点では776円と、初値を3%下回った。
個別ではフィードフォースグループ、ブリッジコンサルティンググループがストップ高。ヘッドウォータース、W TOKYOは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、クリアル、海帆、バルニバービ、メディカルネットなど18銘柄は年初来高値を更新。ティムス、ELEMENTS、ソーシャルワイヤー、AnyMind Group、ABEJAが買われた。
一方、ZUU、ノイルイミューン・バイオテック、リアルゲイト、プロディライト、ココルポートが年初来安値を更新。スリー・ディー・マトリックス、アクリート、フィーチャ、ステムリム、アクアラインが売られた。
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