東証グロース市場は20日の米株式相場の下落を受け、このところ戻り歩調にあった国内の新興銘柄も当面の利益を確定する売りなどに押された。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比5.31ポイント(0.77%)安の682.86だった。
グロース市場ではカバーやエスネットが下落した。一方、ジーエヌアイやQPS研究所は上昇した。
値上がり銘柄数138、値下がり銘柄数394と、値下がりが優勢だった。
きょうグロース市場に上場したマーソは、公開価格(2260円)を181円(8.00%)下回る2079円で初値を付けた。前引けは初値比22円(1.05%)高の2101円だった。
個別では売れるネット広告社がストップ高。CaSyは一時ストップ高と値を飛ばした。ドラフト、テクノロジーズ、サイジニア、笑美面など5銘柄は年初来高値を更新。パルマ、Birdman、ITbookホールディングス、NexTone、ジーネクストが買われた。
一方、リネットジャパングループがストップ安。アミタホールディングス、アマナ、アマガサ、ティーケーピー、農業総合研究所など53銘柄は年初来安値を更新。雨風太陽、エスネットワークス、グローム・ホールディングス、ノイルイミューン・バイオテック、ABEJAが売られた。
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