東証グロース市場は小幅高。プライム市場では商いが膨らまない中、値動きのある新興市場に投資家が向かった。
東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比1.34ポイント(0.21%)高の631.46だった。グロースCoreも堅調。
この日の東京株式市場はクリスマスで閑散。日経平均株価は小動きに終始した。一方、値動きに集まる個人はこの日も見られ、グロース市場ではカバーや夢展望が売買代金上位に入った。ただ、個人中心の相場のため、買われるとすぐに売られ、午後は値下がり銘柄が増えた。
グロース市場ではGENDAやバイセル、インテグラルが上昇した。一方、タイミーやエニマインド、ispaceは下落した。
値上がり銘柄数247、値下がり銘柄数321と、値下がりが優勢だった。
25日に東証スタンダード市場に新規上場したアルピコHDは公開価格(191円)を上回る201円で初値を付けた。大引けは191円だった。同じく東証スタンダード市場に新規上場したMICは公開価格(960円)と同じ960円で初値を付けた。大引けは969円だった。
個別ではゼネラル・オイスター、ビープラッツ、トラース・オン・プロダクトがストップ高。Aiロボティクス、インフォメティス、夢展望、True Data、eWeLLなど7銘柄は年初来高値を更新。学びエイド、ベルトラ、Terra Drone、フィスコ、ジーネクストが買われた。
一方、アミタホールディングス、イオレ、トランスジェニックグループ、ラクサス・テクノロジーズ、Synspectiveなど44銘柄が年初来安値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、ARアドバンストテクノロジ、CRGホールディングス、アライドアーキテクツ、ストリームメディアコーポレーションが売られた。
目次
