東証グロース市場は、グロースCoreは小幅安。東証マザーズ指数はさえない。
東証マザーズ指数の前引けは前日比11.41ポイント(1.51%)安い744.43だった。米国で銀行の経営破綻が相次いだことを背景に13日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下落。リスク回避ムードが強まるなか、国内のグロース銘柄には個人投資家から売りが出た。
東証株価指数(TOPIX)は14日前引け時点で2.34%安となった。市場では「東証プライム銘柄が幅広く売られたことで個人の投資余力が低下しており、グロース銘柄の持ち高を減らす動きにつながっている」との声が聞かれた。
東証が信用規制を実施したエーアイが下げた。ACSLも安い。一方、セルシードやフリーは上昇した。
値上がり銘柄数56、値下がり銘柄数431と、値下がりが優勢だった。
個別では、ライトアップがストップ高。データホライゾン、セルシードは昨年来高値を更新。ウェルプレイド・ライゼスト、フリー、ハイアス・アンド・カンパニー、エッジテクノロジー、フィードフォースグループが買われた。
一方、ホットリンク、メディア工房、はてな、イノベーション、フレクトなど21銘柄が昨年来安値を更新。東京通信、インフォネット、エーアイ、クリングルファーマ、サイフューズが売られた。
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