東証グロース市場は小幅に上昇して始まったが、日経平均株価の伸び悩みに歩調を合わせて上げ幅を縮小し、その後下げに転じた。市場では、東証プライム市場の主力株に投資家の関心が集まっており、新興株には物色が向かいにくくなっているとの見方があった。
グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数も続落した。前引けは前週末比3.61ポイント(0.53%)安の674.13だった。
グロース市場では、マクビープラやGENDA、インテグラルが下落した。一方、QPS研究所やカバー、バンクオブイは上昇した。
値上がり銘柄数166、値下がり銘柄数365と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したナルネットは公開価格(1040円)を84円(8.07%)下回る956円で初値を付け、前引けは初値比31円(3.24%)安の925円だった。
個別では、QPS研究所、ジェイックがストップ高。コラボス、雨風太陽は一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、インテグラル、DAIWA CYCLE、TWOSTONE&Sonsなど6銘柄は年初来高値を更新。スマサポ、パルマ、ドリーム・アーツ、バンク・オブ・イノベーション、リニューアブル・ジャパンが買われた。
一方、アミタホールディングス、ソフトフロントホールディングス、総医研ホールディングス、アマナ、アマガサなど83銘柄が年初来安値を更新。マーソ、Birdman、フーバーブレイン、メドレックス、グッドスピードが売られた。
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