値下がり優勢、主力銘柄を中心に売り

東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数は大幅安。東証マザーズ指数の終値は前日比14.79ポイント(2.19%)安い660.54だった。午前には下落率が2.4%に達する場面もあった。米金融引き締めへの警戒感から前日の米株式相場が下落したことで投資家心理が悪化。新興企業向け市場では時価総額の大きい主力銘柄を中心に売りが出た。
前日の米長期金利が一時2.95%と5月半ば以来の水準まで上昇したことも高PER(株価収益率)銘柄のグロース(成長)株にとって逆風だった。
 
前日に大幅高となったメルカリが利益確定売りに押され、前日比7.1%安で終えた。メルカリ1銘柄でマザーズ指数を約3.6ポイント押し下げた。アンジェスやメドレーも売られた。一方、日本電解やエルテスは買われた。
値上がり銘柄数189、値下がり銘柄数264と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、セキュア、東京通信がストップ高。キャンバスは一時ストップ高と値を飛ばした。トラストホールディングス、LeTech、エルテス、シェアリングテクノロジー、イードなど15銘柄は年初来高値を更新。スポーツフィールド、インバウンドテック、メドレックス、ダブルエー、ブランジスタが買われた。
 
 一方、フリー、トリプルアイズ、SBIインシュアランスグループが年初来安値を更新。ピクスタ、Birdman、松屋アールアンドディ、HYUGA PRIMARY CARE、データホライゾンが売られた。
 

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