値下がり優勢、主力銘柄の一角に売り

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに下落。東証マザーズ指数の前引けは前週末比3.91ポイント(0.55%)安い711.67だった。前週末の米株安を受け、国内の新興市場の主力銘柄の一角に売りが出た。
 
ただ、日経平均が午前に1.43%下げた一方、マザーズ指数の下げは限定的だった。立花証券の鎌田重俊企業調査部部長は「新興市場は内需に依存した企業が中心で、海外の景気不安などの影響が出にくい。好決算を発表した企業中心に買いが入って指数を支えている」とみていた。
フリーやAppier、ビジョナルが下落した。一方、そーせいやTKP、サンバイオは上昇した。
値上がり銘柄数188、値下がり銘柄数249と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、Rettyがストップ高。BeeX、CaSyは一時ストップ高と値を飛ばした。ティーケーピー、エディア、ウォンテッドリー、そーせいグループ、日本スキー場開発など9銘柄は年初来高値を更新。バリュエンスホールディングス、アスタリスク、グローム・ホールディングス、ココナラ、メタリアルが買われた。
 
 一方、リックソフトがストップ安。アイドマ・ホールディングスは一時ストップ安と急落した。ルーデン・ホールディングス、データセクション、エコモット、アララ、クリーマなど27銘柄は年初来安値を更新。グローバルセキュリティエキスパート、ビザスク、モビルス、プログリット、オンデックが売られた。
 

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