値下がり優勢、中小型株の持ち高を減らす

 
東証グロース市場では、グロースCore、東証マザーズ指数はともに続落。
東証グロース市場Core指数は下落してスタートすると、押し目買いが優勢となり前場中ごろにはプラス圏に浮上した。ただ、買いは続かず再度マイナス圏に転落、その後も下げ幅を拡げた。東証マザーズ指数の終値は前日比6.18ポイント(0.85%)安い722.33と、約1カ月ぶりの安値を付けた。3月期企業の決算発表の本格化を前に、米長期金利の上昇への警戒から中小型株の持ち高を減らす目的の売りが出た。
JTOWERやHENNGEが下落した。一方、TKPやセルソースは上昇した。
値上がり銘柄数156、値下がり銘柄数281と、値下がりが優勢だった。
 
東京株式市場全般は米国株高の恩恵を受けて堅調に推移するが、グロース株人気は低迷。グロース市場の主力銘柄は軟調な推移を続けている。
 
個別では、レナサイエンス、アクアラインがストップ高。AppBankは一時ストップ高と値を飛ばした。トライステージ、ティーケーピー、アドベンチャー、Birdman、オムニ・プラス・システム・リミテッドなど6銘柄は年初来高値を更新。バンク・オブ・イノベーション、セルソース、旅工房、いつも、セキュアが買われた。
 
 一方、ENECHANGE、ライトワークス、メルカリ、Finatextホールディングス、スマレジなど14銘柄が年初来安値を更新。グローバルウェイ、ハイアス・アンド・カンパニー、ワンダープラネット、ジィ・シィ企画、サークレイスが売られた。
 

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