東証グロース市場は前日の米ダウ工業株30種平均の下落や外国為替市場での円高・ドル安の進行を背景に11日の日経平均株価が軟調に推移するなか、新興株市場でもリスク回避目的の売りが優勢だった。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比8.86ポイント(1.36%)安の641.96だった。
グロース市場では、トライアルやタイミー、GENDAが下落した一方、インテグラルやJTOWER、バイセルが上昇した。
値上がり銘柄数153、値下がり銘柄数382と、値下がりが優勢だった。
個別では、プロディライトが一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、アールプランナー、スペースマーケット、マーキュリー、ベストワンドットコムなど8銘柄は年初来高値を更新。カイオム・バイオサイエンス、エッジテクノロジー、アディッシュ、フルッタフルッタ、テックファームホールディングスが買われた。
一方、アミタホールディングス、サンワカンパニー、コアコンセプト・テクノロジー、ブルーイノベーション、ナイルなど6銘柄が年初来安値を更新。グリーンエナジー&カンパニー、GENDA、プレシジョン・システム・サイエンス、Chordia Therapeutics、ビーマップが売られた。
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