東証グロース市場は外国為替市場での円高・ドル安などを背景に日経平均株価が大幅下落したのを受けて、リスク回避の売りが新興市場にも波及した。もっとも、新興市場では円高で恩恵を受ける内需企業も多いとあって指数の下げは相対的に小さくとどまった。
グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比4.84ポイント(0.71%)安の677.44だった。グロース市場ではフリー、アイスペースが下落した。一方、ジーエヌアイ、ビジョナルが上昇した。
値上がり銘柄数138、値下がり銘柄数385と、値下がりが優勢だった。
個別では、WASHハウスが一時ストップ高と値を飛ばした。QPS研究所、サイジニアは年初来高値を更新。マーキュリーリアルテックイノベーター、ジーネクスト、シーユーシー、アドベンチャー、ベガコーポレーションが買われた。
一方、ITbookホールディングス、アマガサ、サンワカンパニー、ティーケーピー、農業総合研究所など55銘柄が年初来安値を更新。アライドアーキテクツ、アマナ、ペルセウスプロテオミクス、グローバルウェイ、交換できるくんは売られた。
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