東証グロース市場は、マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタート。その後は、マザーズ指数が軟調もみ合い展開に、東証グロース市場Core指数は下げ幅を縮小した。
東証マザーズ指数の前週末比7.31ポイント(0.94%)安い767.52だった。米景気悪化への懸念から16日に米株式相場が下落し、国内の新興銘柄にも売りがかさんだ。長期金利の低下自体は株式の支援要因と考えられるが、全面的なリスクオフの地合いとなっており新興株も厳しい地合いが続いている。
CANBASやEDPが下落した。一方、マイクロ波は上昇した。
きょうグロース市場に新規上場したトリドリは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。気配値は公開価格(1500円)を1200円(80.0%)上回る2700円に切り上げた。
値上がり銘柄数132、値下がり銘柄数338と、値下がりが優勢だった。
個別では、ディー・ディー・エス、ワンダープラネットが一時ストップ高と値を飛ばした。サンワカンパニー、ディジタルメディアプロフェッショナル、勤次郎、キャンバス、オープンワークなど11銘柄は年初来高値を更新。property technologies、プレミアアンチエイジング、ランディックス、SBIリーシングサービス、フーディソンが買われた。
一方、ベースフード、ジェイグループホールディングス、ピクスタ、コラボス、ソーシャルワイヤーなど44銘柄が年初来安値を更新。Rebase、ウェルプレイド・ライゼスト、イメージ・マジック、イオレ、イーディーピーが売られた。
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