東証スタンダード市場は日銀の金融政策決定会合が開かれ、様子見ムードが出る中、ポジション調整の売りに押される展開となった。全体の売買代金の4割を名村造が占めるなど、特定銘柄に商いが集中しており、活況とは言いにくい状況だ。スタンダードTOP20は軟調。出来高4億8951万株。値上がり銘柄数387、値下がり銘柄数1031と、値下がりが優勢だった。
個別では、エスエルディーが一時ストップ高と値を飛ばした。B-R サーティワンアイスクリーム、鉄人化ホールディングス、ヒビノ、ジャパンフーズ、日本調理機など32銘柄は年初来高値を更新。アップガレージグループ、和弘食品、神島化学工業、テリロジーホールディングス、ジオコードが買われた。
一方、倉元製作所がストップ安。東洋精糖、出前館、長栄、ヒラキ、コーセーアールイーなど48銘柄は年初来安値を更新。メタプラネット、リバーエレテック、まぐまぐ、名村造船所、ケイブが売られた。
目次
