東証グロース市場は、東証プライム市場の主力株に投資家の資金が向かうなか、新興株を積極的に物色する動きは限定的だった。グロース250とグロースCoreは小幅安。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比2.51ポイント(0.35%)安の707.23だった。
グロース市場ではABEJAやGENDA、ピアズが下落した。一方、QPS研究所やエレメンツ、フレクトは上昇した。
きょう東証グロース市場に上場したウェリタスは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(1000円)を700円上回る1700円に切り上げた。
値上がり銘柄数146、値下がり銘柄数378と、値下がりが優勢だった。
個別では、売れるネット広告社がストップ高。ELEMENTSは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、フレクト、シノプス、パワーソリューションズ、ウィルズなど9銘柄は昨年来高値を更新。monoAI technology、インフォネット、Ridge-i、リベロ、ユニフォームネクストが買われた。
一方、デリバリーコンサルティングが一時ストップ安と急落した。サンクゼール、プロパティデータバンク、カルナバイオサイエンス、キャンバス、ヘリオスなど17銘柄は昨年来安値を更新。クオルテック、レオス・キャピタルワークス、イーエムネットジャパン、アジャイルメディア・ネットワーク、GLOEが売られた。
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