東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続落。東証マザーズ指数の前引けは前日比6.87ポイント(0.93%)安い731.78だった。前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下落し、国内の新興企業向け市場でもグロース(成長)株を中心に売りが優勢だった。
先週まで新規株式公開(IPO)銘柄を中心に旺盛な物色が見られていた新興市場だが、直近IPO銘柄を含めて新興株が全般崩れてきている。マザーズ指数は前引け時点で200日線を割り込んでいる。今週に入ってからの日経平均の下落で個人投資家は一部利益も得ていると思われるが、マザーズ指数など新興株の動向には注意を払いたい。
東証グロース市場では、フリーやフロンテオ、マイクロ波が下落した。一方、スマレジやサンクゼール、オンコリスは上昇した。
値上がり銘柄数169、値下がり銘柄数311と、値下がりが優勢だった。
個別では、フィット、かっこがストップ高。データホライゾン、サインド、タメニー、メイホーホールディングス、イメージ・マジックなど6銘柄は年初来高値を更新。Arent、サンクゼール、海帆、フューチャーリンクネットワーク、スタジオアタオが買われた。
一方、アミタホールディングス、ASJ、アマナ、フルッタフルッタ、夢展望など37銘柄が年初来安値を更新。cotta、駅探、デコルテ・ホールディングス、Delta-Fly Pharma、インティメート・マージャーが売られた。
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