値下がり優勢、じり安基調にムード

 
東証グロース市場では、グロースCore、マザーズ指数はともに続落した。
東証マザーズ指数の前引けは前日比9.32ポイント(1.33%)安い691.13だった。前日の米市場で長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識されるグロース(成長株)に売りが出た。
前日の安値(686.13pt)こそ割り込んでいないが、700pt台を維持できず、じり安基調にムードの悪さを感じざるを得ない。
値上がり銘柄数140、値下がり銘柄数292と、値下がりが優勢だった。
ビジョナルやセルソースが下落した。一方、EMネットJやサンバイオに買いが入った。
 
28日にグロース市場に上場したクリアルは公開価格(930円)を上回る1600円で初値を付けた。同じくグロース市場に上場したペットゴーは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(550円)を71.3%上回る942円に切り上げた。
 
個別では、サイバートラストがストップ高。モイ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。G-FACTORYなど3銘柄は年初来高値を更新。マクアケ、メディアシーク、アイリッジ、ビーブレイクシステムズ、キッズウェル・バイオが買われた。
 
 一方、セルソース、アジャイルメディア・ネットワークがストップ安。ストレージ王、クリーマ、Finatextホールディングス、アイキューブドシステムズ、セカンドサイトアナリティカなど11銘柄は年初来安値を更新。モブキャストホールディングス、バンク・オブ・イノベーション、スポーツフィールド、Green Earth Institute、AppBankが売られた。
 
 
 
 
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次