値上がり優勢も主要銘柄に利益確定売り

 
東証グロース市場は、このところ指数は高値圏で推移していたため、主要銘柄に利益確定売りが出やすかった。長期金利が1.585%と2008年10月以来16年5カ月ぶりの高水準を付け、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興株に売りが出たようだ。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比0.60ポイント(0.09%)安の671.12だった。グロースCoreも下落。
 
グロース市場ではタイミーやカバーが下落した。一方、トライアルやサンバイオは上昇した。
値上がり銘柄数298、値下がり銘柄数249と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、ミライロがストップ高。駅探、アプリックスは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、バリューゴルフ、トヨクモ、ケイファーマ、エスユーエスなど9銘柄は昨年来高値を更新。note、ベルトラ、W TOKYO、ジェノバ、グローバルウェイが買われた。
 
 一方、カウリス、フライヤー、ミーク、ビジュアル・プロセッシング・ジャパン、ハウテレビジョンが昨年来安値を更新。タイミー、ペルセウスプロテオミクス、クオリプス、オンコリスバイオファーマ、GreenBeeが売られた。
 

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