東証グロース市場は、同日の日経平均株価が軟調に推移したなかでも、新興市場では人工知能(AI)関連銘柄に買いが入り指数を支えた。
グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比14.28ポイント(1.94%)高の751.57だった。市場関係者は「AI関連銘柄は先高観が強く、下がったところで買いを入れたい個人投資家は多かった」と指摘する。
グロース市場ではラボロAIやKudanが上昇した。北米に拠点を開設すると発表したカバーの上げも目立った。一方、GENDAやTWOSTは下げた。
値上がり銘柄数423、値下がり銘柄数112と、値上がりが優勢だった。
個別では勤次郎、Kudan、Laboro.AIがストップ高。ディジタルメディアプロフェッショナルは一時ストップ高と値を飛ばした。地域新聞社、yutoriは昨年来高値を更新。データセクション、アスカネット、ブレインズテクノロジー、ニューラルグループ、ケイファーマが買われた。
一方、クラスターテクノロジー、サスメド、セーフィー、カオナビ、オープンワークなど14銘柄が昨年来安値を更新。坪田ラボ、TWOSTONE&Sons、GENDA、ジェネレーションパス、日本電解が売られた。
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