東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに上伸。東証マザーズ指数の終値は前日比10.68ポイント(1.45%)高い748.32と、9月15日以来の高値だった。米国の利上げペースが緩むとの思惑から米長期金利が低下しており、国内の新興市場でも相対的な割高感が薄れたとの見方から高PER(株価収益率)株の一角に買いが入った。
そーせいやバンクオブイ、フリーが上昇した。一方、エニーカラーやM&A総研、ビジョナルが下落した。
値上がり銘柄数267、値下がり銘柄数200と、値上がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したアトラスTは公開価格(1440円)を上回る2320円で初値を付け、終値は2000円だった。同日にグロース市場に新規上場したリンカーズは公開価格(300円)を上回る503円で初値を付け、450円で終えた。
個別では、ケアネット、エディア、Appier Group、バンク・オブ・イノベーション、ボードルアなど8銘柄が年初来高値を更新。WASHハウス、モビルス、BASE、coly、ロコンドが買われた。
一方、オークファン、シイエヌエス、かっこ、ビザスク、ファンペップなど8銘柄が年初来安値を更新。ログリー、キューブ、ピー・ビーシステムズ、ビジネスコーチ、プレシジョン・システム・サイエンスが売られた。
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