東証グロース市場は、日銀は19日まで開いた金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めた。国内債券市場で長期金利が一転低下したのを支えに、高PER(株価収益率)銘柄が多い新興市場では後場に入って買いの勢いが強まった。グロースCoreは反発。
東証グロース市場250指数も反発した。終値は前日比13.72ポイント(2.04%)高の686.60だった。
グロース市場ではジーエヌアイ、カバー、インフォRが上昇した。一方、Kudan、スカイマークが下落した。
値上がり銘柄数381、値下がり銘柄数152と、値上がりが優勢だった。
東証グロース市場にきょう新規上場したエスネットは買い気配のまま初値は付かなかった。
個別では雨風太陽、Birdman、CaSyがストップ高。サイエンスアーツ、インフォネット、ノイルイミューン・バイオテック、リニューアブル・ジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。モルフォ、ドラフト、テクノロジーズ、SERIOホールディングス、大泉製作所など6銘柄は年初来高値を更新。ウェルプレイド・ライゼスト、S&J、Fusic、エフ・コード、フーディソンが買われた。
一方、ITbookホールディングス、アミタホールディングス、アマナ、フルッタフルッタ、アマガサなど43銘柄が年初来安値を更新。Kudan、グッドスピード、ペルセウスプロテオミクス、ミクリード、THECOOが売られた。
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