値上がり優勢、買い戻しが優勢

 
東証グロース市場は、前日の米株式相場の上昇や日銀の金融緩和維持を背景に買いが優勢となっている。20日の日経平均株価が年初来高値を一時上回ったのも投資家心理を上向かせ、国内の新興株にも資金が向かった。グロースCoreは上伸。東証グロース市場250指数も続伸した。前引けは前日比6.75ポイント(0.98%)高の693.35だった。
グロース市場ではカバーやマクビープラ、ジーエヌアイが上昇した。一方、QPS研究所やRJは下落した。
値上がり銘柄数308、値下がり銘柄数215と、値上がりが優勢だった。
 
グロース市場に上場したナイルは公開価格(1680円)を140円(8.33%)下回る1540円で初値を付け、前引けは初値比262円安の1278円だった。
19日にグロース市場に上場したエスネットは上場2日目の20日に公開価格(730円)の2.7倍にあたる1956円で初値を付け、前引けは初値比57円安の1899円だった。
 
個別では、ジェイック、CaSy、売れるネット広告社がストップ高。かっこ、雨風太陽は一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、テクノロジーズ、インテグラルなど5銘柄は年初来高値を更新。Birdman、リビングプラットフォーム、ROBOT PAYMENT、Kaizen Platform、NexToneが買われた。
 
 一方、アミタホールディングス、ソフトフロントホールディングス、アマナ、アマガサ、ユナイテッド&コレクティブなど20銘柄が年初来安値を更新。ノイルイミューン・バイオテック、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、インフォネット、フーディソン、アウトルックコンサルティングが売られた

株ちゃんofficial xはこちら!
目次