値上がり優勢、見直し買い

 
東証グロース市場は金利が低下して投資家心理が上向く中、見直し買いなどが入って堅調な展開となった。グロース250、グロースCoreはともに続伸。
東証マザーズ指数から名称が変わった東証グロース市場250は4%高と、大幅に続伸した。
米雇用統計が予想を下回り、追加利上げ観測が大きく後退して金利が低下し、新興企業銘柄にとって追い風となった。グロース市場全体の売買代金も前週に比べて大きく伸びており、「長らく放置されていた新興企業にようやく目が向き始めた」との声が聞かれた。
東証グロース市場ではビジョナルやフリー、カバーなどの主力銘柄が上げた。半面、インテグラルは下げた。
値上がり銘柄数456、値下がり銘柄数76と、値上がりが優勢だった。
 
 
 個別では免疫生物研究所、AnyMind Group、AIAIグループがストップ高。ネクストジェンは一時ストップ高と値を飛ばした。Delta-Fly Pharma、日本リビング保証、TWOSTONE&Sonsは年初来高値を更新。フリー、GENDA、弁護士ドットコム、HENNGE、サイエンスアーツが買われた。
 
 一方、博展、インターファクトリー、オンコセラピー・サイエンス、アイズ、中村超硬など6銘柄が年初来安値を更新。アクアライン、勤次郎、ベストワンドットコム、タカヨシ、ライズ・コンサルティング・グループが売られた。
 

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