値上がり優勢、見直し買い

 
東証グロース市場は日本株全体が水準を切り上げ、投資家心理が上向く中、この日は新興企業市場も買いが優勢となった。前日の米ハイテク株高を受けて19日の日経平均株価が急伸した。投資家心理が一段と強気に傾くなか、新興市場でも買いが優勢になった。新興株はこのところ軟調に推移する場面が目立っていたとあって、見直し買いが入りやすかった。
グロースCoreは強含み。グロース250は堅調。東証グロース市場250指数の終値は前日比6.30ポイント(0.92%)高の692.20だった。
 
グロース市場ではカバーやウェルスナビが上昇した。一方、データセクや雨風太陽は下げた。
値上がり銘柄数335、値下がり銘柄数191と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではVALUENEX、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、AHCグループがストップ高。データセクションは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、ホットリンク、テックポイント・インク、エフ・コード、笑美面など7銘柄は昨年来高値を更新。ブレインズテクノロジー、モンスターラボホールディングス、yutori、ドリーム・アーツ、エコナビスタが買われた。
 
 一方、ASJ、ティーケーピー、Kudan、クラダシ、日本スキー場開発など13銘柄が昨年来安値を更新。アミタホールディングス、ティムス、モビルス、ベースフード、メタリアルが売られた。
 

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