値上がり優勢、自律反発狙いの買い

 
東証グロース市場は、グロースCoreは軟調、東証マザーズ指数は小反発。東証マザーズ指数の終値は前日比2.20ポイント(0.30%)高い735.16だった。米ハイテク株安を背景に足元で下げが続いていたため、自律反発狙いの買いが入った。
 
ただ、上値は重かった。米国で25日から国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれるのを前に、警戒感から国内グロース銘柄に持ち高整理の売りが出た。世界景気の先行き不透明感も重荷となった。
 
東証グロース市場ではアクリートや坪田ラボが上昇した。一方、デジプラやストリームMは下落した。
値上がり銘柄数274、値下がり銘柄数173と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、地域新聞社、TORICOがストップ高。シリコンスタジオ、Amaziaは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、パルマ、はてな、バルテス、アドベンチャーなど14銘柄は年初来高値を更新。プロパティデータバンク、イーディーピー、フォースタートアップス、マーキュリーリアルテックイノベーター、ログリーが買われた。
 
 一方、スペースマーケット、ヘリオス、アジャイルメディア・ネットワーク、クラシコム、KIYOラーニングが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、サスメド、ストリームメディアコーポレーション、ココペリ、ポートが売られた。
 

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