東証スタンダード市場は前日の大幅下落を受けた自律反発狙いの買いなどが株価を下支えした。ただ、クリスマスを前に海外投資家の動きは鈍く、全体的には静かな一日だった。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高4億8343万株。
値上がり銘柄数751、値下がり銘柄数669と、値上がりが優勢だった。
きょう上場した2銘柄は初値を上回って引けた。スタンダード市場に上場した早稲田学習研は公開価格(970円)を148円(15.25%)上回る1118円で初値を付け、終値は初値比38円(3.39%)高の1156円だった。
個別ではアサカ理研、AIメカテック、アクモスがストップ高。JESCOホールディングス、大成温調、日本ドライケミカル、テクノ菱和、fonfunなど38銘柄は年初来高値を更新。ジェイ・エスコムホールディングス、ビーアンドピー、エヌエフホールディングス、スバル興業、ファーストロジックが買われた。
一方、クオンタムソリューションズ、ピクセラがストップ安。ホリイフードサービス、テノ.ホールディングスは一時ストップ安と急落した。クルーズ、クシム、ベクターホールディングス、魚喜、ペッパーフードサービスなど61銘柄は年初来安値を更新。夢みつけ隊、スリーエフ、大光、IGポート、メディシノバ・インクが売られた。
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