東証グロース市場は国内外の金利上昇への警戒からマザーズ指数は前日まで4日続落し、きょうは自律反発狙いの買いが優勢だった。好材料が出た銘柄への買いも支えになった。
グロースCore、東証マザーズ指数はいずれも上伸。東証マザーズ指数の前引けは前日比10.50ポイント(1.39%)高い768.59だった。
マザーズ指数は200日移動平均線上に回復してきたものの、まだ75日線を超えられておらず、日経平均やTOPIXのように明確にトレンドが転換したわけではない。また、レーバーデー明け後の米長期金利の動きが気がかりであり、新興株を積極的に買える状況でもないだろう。
東証グロース市場では充電アプリの開発を発表したエネチェンジが買われた。ジーエヌアイも上昇した。一方、海帆やGENDAは下げた。
値上がり銘柄数313、値下がり銘柄数182と、値上がりが優勢だった。
個別ではBBDイニシアティブがストップ高。ベースフード、霞ヶ関キャピタル、リネットジャパングループ、アプリックス、ROBOT PAYMENTなど9銘柄は年初来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、アディッシュ、BTM、セルシード、サイバーセキュリティクラウドが買われた。
一方、ステムリム、アドベンチャー、ブリーチ、ブリッジコンサルティンググループが年初来安値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アクアライン、TORICO、海帆、松屋アールアンドディが売られた。
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