東証グロース市場は前日に指数は15%を超える下げをみせ、2013年1月18日(484.12)以来およそ11年6カ月ぶりの安値水準を付けており、自律反発を狙った買いが集まった。
前日の相場急落を下げすぎとみた個人投資家が、値ごろ感の意識される新興市場の主力銘柄に買いを入れたようだ。
大阪取引所は9時前に、東証グロース市場250指数の先物が値幅制限に達したことから取引を一時中断する「サーキットブレーカー」を発動した。
グロース250とグロースCoreは大幅高。
東証グロース市場250指数は急反発した。前引けは前日比43.43ポイント(8.95%)高の528.45だった。
グロース市場ではカバーやGENDAが上昇した。一方、ペルセウスは下落した。値上がり銘柄数530、値下がり銘柄数48と、値上がりが優勢だった。
個別では、日本情報クリエイト、rakumo、グローバルセキュリティエキスパート、トリプルアイズ、アイデミーなど9銘柄がストップ高。サンワカンパニー、ソフトマックス、ラキール、プレイド、colyなど27銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。クラダシ、リンクバル、モイ、yutori、キッズウェル・バイオが買われた。
一方、Welby、ペルセウスプロテオミクス、TWOSTONE&Sonsがストップ安。エムビーエス、イシン、ニッソウ、ハッチ・ワーク、PRISM BioLabなど81銘柄は年初来安値を更新。オキサイド、インティメート・マージャー、テクノロジーズ、Waqoo、コンヴァノが売られた。
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